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脳性麻痺の青年チュンホーの愛と夢、希望と挫折の冒険譚『ちっぽけな僕の、おおきな世界』は11月6日(金)より全国ロードショー

本作は脳性麻痺の青年チュンホーが遺書を書くところから始まる物語である。彼に深い愛情を注ぐ祖母とのかけがえのない絆、そして母親との間に横たわる確執。社会の中で疎外感を抱えながらも、恋や仕事を通して他者と関わり、自らの意思で人生を切り拓こうとする青年の姿を、家族それぞれが抱えてきた痛みとともに描いていく。
主演はデレク・ツァン監督『少年の君』、チャン・イーモウ監督『満江紅/マンジャンホン』、そしてビー・ガン監督最新『Resurrection』(カンヌ特別賞受賞)と、常に注目を集めるジャクソン・イー(中国名イー・ヤンチェンシー)である。作品ごとに徹底した役づくりで知られる彼が、本作では脳性まひの青年を演じるために肉体と精神の両面から役に挑み、その圧倒的な憑依演技は中国国内でも高く評価された。彼の演技を切り抜いた動画が、中国国内はもちろん、日本でもSNSで拡散され続けており、多いもので200万回再生を記録するほどの関心を集めている。また彼はジョルジオ・アルマーニ、エンポリオ・アルマーニのグローバルアンバサダーをつとめ、今やその活動は国際的に拡張し続けている。
祖母スーチュンを演じるのは、『フェアウェル』で主人公の母親役を務めたダイアナ・リンである。夫の不実をきっかけに家族と離れ、単身で出稼ぎに出ざるを得ず、十分に子育てができないまま自身の夢も諦めた女性という、多くの中国人女性が経験してきた時代を背負う人物を、温かく奥行き豊かに演じている。
監督は、『春夢』『老人』『春潮』などで高い評価を受け、山形国際ドキュメンタリー映画祭では審査員を務めたことのあるヤン・リーナである。現代中国を生きる女性たちをさまざまな視点から描き続けてきた監督であり、ジャ・ジャンクー監督『プラットホーム』には俳優としても出演している。音楽は日本の小林武史が担当。主人公たちの心情に寄り添う繊細なスコアが、物語に深い余韻をもたらしている。
また本作は、プロデューサーのイン・ルーや脚本家ヨオ・ジャオインをはじめ、中国映画としてはとても珍しい女性スタッフを中心とした製作チームで作られたことでも注目を集めた。
中国では累計興行収入7億6,500万元(約180億円)、観客動員約3,000万人を記録する大ヒットとなり、その反響はスクリーンの外へも大きく広がった。
本作の公開を契機に、新華社新メディアセンターと製作チームは「私を『脳性麻痺』と呼ばないで」と題した社会キャンペーンを展開。障がいのある人々をひと括りにするのではなく、一人ひとりの人格や尊厳に目を向けることを社会に問いかけ、大きな反響を呼んだ。
さらに、映画をきっかけに生まれた公益プロジェクト「苔花公約」(苔の花の約束)には400社を超える企業が参加。約2万店舗を通じて障がい者雇用を支援する取り組みへと発展している。「憐れみ」の対象としてではなく、「対等な一人の人間」として向き合う――。映画が投げかけたその視線は、障がいのある人々の雇用や社会参加をめぐる現実の動きへとつながり、中国社会に広がり続けている。
STORY脳性まひの青年チュンホーと破天荒な祖母スーチュンの
運命を切り拓くための愛と希望と再生の物語
脳性まひを抱える20歳の青年リウ・チュンホー(ジャクソン・イー)は、身体の障害や周囲の偏見、世間体からチュンホーの自由を奪う母の身勝手な愛情に向き合いながら、自分らしい人生を模索している。一方、祖母のスーチュン(ダイアナ・リン)だけは彼を「障害のある孫」ではなく、一人の普通の青年として接し、社会へ踏み出す勇気を与え続けてきた。そんな中、若い女性との出会いや新たな経験を通して、チュンホーの心には少しずつ変化が芽生えていく。家族との葛藤、祖母の夢、そして自分自身の未来 ─ 。忘れられないひと夏が、チュンホーの人生を大きく動かしていく。
2026年11月6日(金)より全国ロードショー
『ちっぽけな僕の、おおきな世界』(配給:リアリーライクフィルムズ)
出演:ジャクソン・イー(易烊千玺)/ダイアナ・リン(林晓杰)/ジアン・チンチン(蒋勤勤)/ジョウ・ユートン(周雨彤)
プロデューサー:イン・ルー(尹露)/監督:ヤン・リーナ(楊荔鈉)/脚本:ヨウ・シャオイン(游曉穎)/音楽:小林武史
製作会社:上海庚溪影業有限公司/浙江横店影業有限公司/上海淘票票影視文化有限公司/中国電影股份有限公司/天津佐伊影業有限公司[ 小小的我 / Big World | 2024年 | 中国映画 | 中国語 | 131分 | 2.35:1 | 5.1ch | DCP / Blu-ray ]
配給・宣伝:リアリーライクフィルムズ/日本語字幕翻訳:長夏実/予告編監督:武部由子/DCP制作:スノビッシュプロダクツ/北海道地区配給・宣伝:バルミラ・ムーン







