Recipe

作り方が簡単そうに見えて、実は難しい料理ってありますね。卵料理やジャガイモのフリットなどがそう。コツさえつかめばプロの味に匹敵すること、間違いなしです。

Text by Hiroko Ochi×Photo by Design Studio Paperweight INC

2021.06.10

ホタテ缶詰のスクランブルドエッグ

<材料>2人分
卵………4個
ホタテ缶詰((内容量120g、固形量50g)………1缶
塩………ひとつまみ
こしょう………適宜
バター………大さじ2
イタリアンパセリ………適宜

<作り方>

  • (1) ホタテ缶詰をあけ、貝柱と汁に分ける。貝柱は2つか3つに割る。
  • (2) イタリアンパセリは軸を取り除く。
  • (3) ボウルに卵を割り入れ、黄身と白身をきれいに混ぜる【画像01】。泡立てないように注意。
  • (4) (3)にホタテの汁、塩、こしょうを加え混ぜる。
  • (5) フライパンを弱火にかける。火加減は最後まで弱火で。
  • (6) (5)のフライパンにバターを溶かし、(4)を流し入れる。木杓子かシリコン製のヘラでまぜながら、半熟手前までにする【画像02】
  • (7) (6)を泡だて器で混ぜ、なめらかにする【画像03】
  • (8) 次にホタテの貝柱とイタリアンパセリを加え混ぜ、半熟に仕上げる【画像04】
    仕上げ時の状態は、スクランブルドエッグがフォークにやっと乗るくらいの柔らかさが理想。

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ホタテ缶詰のスクランブルドエッグ
スクランブルドエッグは、いり玉子とは別物。あくまでもトロリとなめらかに。卵が固まらないように、弱火でゆっくりと調理します。バターをサラダ油に、パセリを青葱に替えても美味しい。

新ジャガのフリットとソーセージ

<材料>2人分
新ジャガ………300g
ソーセージ(スモークのきいた80gくらいのもの)………2本
サラダ油(揚げ油)………適宜
塩………ひとつまみ
ブラックペッパー………適宜
サラダ油………小さじ2

<作り方>

  • (1) 新ジャガはきれいに洗って、皮つきのまま一口大に切る。
  • (2) ソーセージは一口大に切る。
  • (3) 鍋に新ジャガを入れて常温のサラダ油(揚げ油)をヒタヒタに注ぎ、弱火にかける【画像01】
  • (4) 弱火のままでゆっくりと油の温度を上げ、新ジャガを柔らかくする。
  • (5) 新ジャガに串がスーッと通るようになったら、一旦引き上げる。
  • (6) 揚げ油の温度を180℃に上げて(5)を戻し、少し色付いて表面がカリッとするまで揚げる。
  • (7)  別鍋にサラダ油小さじ2を熱してソーセージを炒める。
  • (8)  (6)を加え【画像02】、塩、ブラックペッパーをふり、混ぜる。

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新ジャガのフリットとソーセージ
ジャガイモは二度揚げすることで、中は柔らかく表面はカリッとしたフリットに仕上がります。一度目は弱火でゆっくりと、油で煮るように火を入れ、二度目は高温でサッと。これが美味しいフリットを作るコツです。

アスパラガスの梅マヨ

<材料>2人分
グリーンアスパラガス………4本
オリーブ油………大さじ1
水………30~50cc(アスパラの太さにより加減する)
塩………ひとつまみ

梅マヨ
 マヨネーズ………大さじ2
 牛乳………小さじ1と1/2
 梅干し(種を取ってたたいたもの)………1個分

<作り方>

  • (1) アスパラガスのハカマを取り、下部1/2の表面をピーラーでむいて、下2cmを切り落とす。
  • (2) 鍋にオリーブ油を熱し、アスパラガスを入れてサッと炒める【画像01】
  • (3) 分量の水を加えてフタをし、1~2分中火強で煮る(アスパラガスの太さにより、加減する)【画像02】
  • (4) アスパラガスに火が通ったら取り出し、冷ます。
  • (5) マヨネーズと牛乳を混ぜ合わせる。
  • (6) 皿にアスパラガスを盛り、(5)のソースをかけて、たたいた梅干しを適量乗せる。

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アスパラガスの梅マヨ
アスパラガスは茹でるより、このレシピの火通しの方が、甘味が残って美味しい。料理に合わせて使い分けるとよいでしょう。

 

料理教室主宰・レシピ考案
越智裕子

大学卒業後、大阪あべの辻調理師学校に入学。卒業後、同校の学術出版部に奉職。
主として製菓、西洋料理の原稿を担当。
退職後、1995年から自宅キッチンにて料理教室を主宰、今に至る。
2000年から数年コープこうべカルチャーセンターにて講師を勤める。神戸在住。

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