Recipe

今が旬のアサリ。エビや鶏肉などとともに、パエリアを作りましょう。調理が簡単で、美味しくて華やか。インスタ映えすることでしょう。

Text by Hiroko Ochi×Photo by Design Studio Paperweight INC

2020.03.10

鶏肉と魚介のパエリア

<材料>2人分、直径26cmのフライパンを使用
米………1合
鶏、骨付きモモ肉ブツ切り………200g
有頭エビ(背ワタを取っておく)………4尾
イカ(胴の部分)………1/2はい
アサリ………150g
パプリカ(赤、黄)………各1/4個
インゲン………5本
玉葱(みじん切り)………70g
ニンニク(みじん切り)………小1片分
レモン………1/2個
白ワイン………大さじ3
オリーブ油………大さじ3
塩、こしょう………適宜

サフラン入りブイヨン
水………350cc
サフラン………小さじ1/3【画像01】
チキンコンソメ………1/3個

<作り方>

  • (1) 分量の水にチキンコンソメを煮溶かして、ブイヨンを作る。
  • (2) (1)にサフランを加え、香りと色を引き出す。
  • (3) 鶏肉は塩、こしょうをする。
  • (4) アサリは白ワインで蒸し煮にして漉し、蒸し汁は取っておく。
  • (5) イカの胴の部分は1cm幅の輪切りにする。
  • (6) パプリカはたて4等分に切り、インゲンはなり口の部分を切り落とし、2等分に切る。
  • (7) レモンはくし形に4等分に切る。
  • (8) フライパンにオリーブ油大さじ2を熱し、(3)の鶏肉とエビを入れて表面をさっと焼き、イカもさっと炒めて、取り出す【画像02】
  • (9) (8)の鍋にオリーブ油大さじ1を足して、玉葱とニンニクを炒める。透明になったら、米を洗わずに加える。
  • (10) 米の表面に油が回ったら、(2)のサフラン入りのブイヨンと(4)の蒸し汁を加え、米の表面を平らにする。
  • (11) (10)に(8)の鶏肉、エビ、イカ、と(6)のパプリカ、インゲンを並べる。
  • (12) 最初は強火にして、鍋全体を沸騰状態にする。沸騰したら中火にして10~12分煮て、水分がなくなったら、火を止める【画像03】
  • (13) (12)にアサリを加え、アルミホイルでピタッとフタをして、10分蒸らす【画像04】
  • (14) 蒸らしたら、フタをはずして強火にかけ、おこげをつくる。
  • (15) プチプチと乾いた音がしたら火を止め、レモンを添える。

Recipe column

鶏肉と魚介のパエリア
フタをせずに米を炊くので、全体に均等に火が通るように注意する。炒めた米にブイヨンを加えたとき、米は必ず平らに、均一にする。炊き上げる時間とブイヨンの蒸発の速度に注意をはらい、米にちょっと芯が残るくらいに炊き上げる。

キャベツと牛肉のシチュー

<材料>2人分
キャベツ………100g
牛肉(切り落とし)………80g
人参………60g
玉葱(スライス)………30g
セロリ(みじん切り)………大さじ2
水………2と1/2カップ
チキンコンソメ………2/5個
ローリエ………1枚
塩、こしょう………適宜

<作り方>

  • (1) キャベツは一口大にちぎる。
  • (2) 人参は皮をむいて8mm厚さの輪切り、又は半月切りにする。
  • (3) 鍋にキャベツ、人参、玉葱、セロリと水、チキンコンソメ、ローリエを入れて、火にかける。
  • (4) 沸いてきたら牛肉を加えて、弱火でコトコト煮る。途中アクは除く。
  • (5) キャベツがクタクタになり、人参も柔らかくなって、水分が半分くらいの量になったら、塩、こしょうで味を調える。

Recipe column

キャベツと牛肉のシチュー
技も何も要らない、ただ煮るだけで、旨味たっぷりのシチューの出来上がり。時間が助けてくれるのです。コトコトとゆっくり煮ましょう。

 

料理教室主宰・レシピ考案
越智裕子

大学卒業後、大阪あべの辻調理師学校に入学。卒業後、同校の学術出版部に奉職。
主として製菓、西洋料理の原稿を担当。
退職後、1995年から自宅キッチンにて料理教室を主宰、今に至る。
2000年から数年コープこうべカルチャーセンターにて講師を勤める。神戸在住。

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