Recipe

寒くなりましたね。今月は冬に向かっての朝食メニューです。ツナとチーズのホットサンドイッチ、ベーコンとキャベツのシチューの二品。身体が温まって、一日中元気に過ごせるような気がします。ボリュームがあるので、ランチにも。

Text by Hiroko Ochi×Photo by Design Studio Paperweight INC

2018.11.11

ツナとチーズのホットサンドイッチ

<材料>3組分
サンドイッチ用食パン………6枚
ツナ缶詰(内容量140g)………1缶
プロセスチーズ………100g
玉葱(みじん切り)………大さじ2
セロリ(みじん切り)………大さじ2
パセリ(みじん切り)………大さじ1
固ゆで玉子(みじん切り)………1個分
塩………少々
こしょう………少々
マヨネーズ(酸味の強いものが良い)………大さじ4と1/2
レモン果汁………小さじ1
練り芥子(和芥子)………適宜

<作り方>

  • A【フィリングを作る】
  • (1) プロセスチーズは1cm角に切る。
  • (2) ツナ缶詰の油を切り、ボウルに入れてほぐす。
  • (3) (2)に塩、こしょうをし、玉葱とセロリのみじん切りを加え混ぜる。
  • (4) (3)にマヨネーズとレモン果汁を加え混ぜ、次に茹で玉子のみじん切りとパセリのみじん切りを加え混ぜる。
  • (5) 最後にプロセスチーズを加え混ぜる。フィリングの出来上がり。
  •  
  • B【食パンにフィリングをはさみ、焼き上げる】
  • (1) 食パン2枚を一組にし、内側になる面に練り芥子を薄くぬる。【画像(1)】
    (フィリングをはさんでから、すぐに焼かない場合は、パンにまずバターをぬってから、練り芥子をぬる。これはパンに水分が浸み込むのを防ぐため)
  • (2) 練り芥子をぬった面でフィリングをはさんで、サンドイッチをつくる。【画像(2)】
  • (3) (2)をアルミホイルで包む。【画像(3)】
  • (4) オーブンを250℃にあたため、(3)を8~10分焼く。【画像(4)】
  • (5) (4)を裏返し、8~10分焼く。(サンドイッチの両面がこんがり、カリッと焼けると出来上がり。)
  • (6) 焼き上がったら、すぐに取り出し、いただく。(アルミホイルに包んだままおくと、湯気でパンが湿ってしまうため。)
  • ※  サンドイッチを焼く器具は、オーブン以外にオーブントースターやグリルなどでも良い。
    器具によって温度、焼き上げの時間が異なるので、注意する。

 

Recipe column

ツナとチーズのホットサンドイッチ
フィリングを前もって作っておくと、朝は挟んで焼くだけ。ハードルが下がって朝食作りも楽々こなせます。その場合、野菜から水分が出るので、フィリングの下に、キッチンペーパーをしいておくと良い。

 

ベーコンとキャベツのシチュー

<材料>2人分
ベーコン(6~7mm厚さ)………60g
キャベツ………130g
人参………30g
玉葱………20g
水………3カップと1/2
チキンコンソメ………1個
バター………大さじ1
ローリエ………1枚

<作り方>

  • (1) ベーコンはスティック状に切る。
  • (2) キャベツの葉は大きめの一口大にちぎり、固い部分はななめ薄切りにする。
  • (3) 人参は皮をむいて、3~4mm厚さの輪切り、又は半月切りにする。
  • (4) 玉葱は薄切りにする。
  • (5) 鍋にバターを入れて熱し、ベーコンを炒める。
  • (6) 玉葱を加えて炒め、玉葱が透き通ってきたら、人参とキャベツを加え、炒める。
  • (7) キャベツが少ししんなりしたら、分量の水とチキンコンソメ、ローリエを加え、沸いてくるまで強火で煮る。
  • (8) 沸いてきたら中火弱にし、アクを取り、フタをずらして30~40分間煮る。
    時々、鍋の中のスープの量をみながら、足りないようなら、水をたす。
  • (9) キャベツがクタッとして、スープの量が2/3弱くらいになったら塩、こしょうで味を調える。火を止め、ローリエを除く。

Recipe column

ベーコンとキャベツのシチュー
ほぼ煮るだけの、手間いらずのシチュー。コトコトとゆっくり煮ることで、野菜の甘味がでます。これも前もって作っておくと、朝はあたためるだけ。

 

料理教室主宰・レシピ考案
越智裕子

大学卒業後、大阪あべの辻調理師学校に入学。卒業後、同校の学術出版部に奉職。
主として製菓、西洋料理の原稿を担当。
退職後、1995年から自宅キッチンにて料理教室を主宰、今に至る。
2000年から数年コープこうべカルチャーセンターにて講師を勤める。神戸在住。

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