ディオールのドレスに魅せられた家政婦が起こす、とびきり素敵な奇跡。
クリスチャン・ディオールのドレスに魅せられたロンドンの家政婦ハリスがパリへと向かう!いくつになっても夢をあきらめないハリスの冒険が周囲の人たちを巻き込んで、とびきり素敵な奇跡を起こす。
主人公ハリスには『ファントム・スレッド』でオスカーにノミネートされたレスリー・マンヴィル。ディオールで働くマネージャー役には『エルELLE』のイザベル・ユペール。英仏を代表する女優が共演し、Netflix「エミリー、パリへ行く」で一躍脚光を浴びたリュカ・ブラヴォーらフレッシュな面々も顔を揃えた。
本作のもう一人の主人公ともいえるのが、観客の目を奪う美しいドレスたち。クリスチャン・ディオールの全面協力により当時のデザインを再現したメゾンでのファッションショーをはじめ、心浮き立つシーンがたっぷりと織り込まれている。
原作は『ポセイドン・アドベンチャー』などで知られるポール・ギャリコによる小説「ハリスおばさんパリへ行く」。全米では夏の大作がひしめく中で公開され、1000館以下の公開でありながら2週間連続トップ10にランクイン。全米映画評価サイトRotten Tomatoesでは公開後1か月を過ぎても批評家、観客ともに90%以上の支持を得るなど好調な成績をあげた。
見返りを求めず慎ましく暮らしてきたひとりの女性が、 “私は透明人間”ではないのだと、自分のために新しい一歩を踏み出す物語。ドレスに恋をして新しい出会いを引き寄せ、夢を追いかけながら人生を輝かせていくハリスの姿が、世代を超えてあたたかな感動を呼ぶ。
STORY
舞台は 1950 年代、ロンドン。戦争で夫を亡くした家政婦のミセス・ハリスは、ある日働き先で1枚の美しいドレスに出会う。それは、これまで聞いたこともなかった、クリスチャン・ディオールのドレスだった。500ポンドもするというそのドレスに心を奪われた彼女はパリへディオールのドレスを買いに行くことを決意。
夢をあきらめなかった彼女に起きる、素敵な奇跡。いくつになっても夢を忘れない―見た人誰もがミセス・ハリスから勇気をもらえる、この冬一番のハッピーストーリー!
【当時の500ポンドは今のいくら?】
1950年代の1ポンドは日本円にして約1000円強。紙幣価値で言うと、現在は5〜8倍程度、ということは500ポンドの価値としては、日本円にして現在の250万〜400万円くらいだったのではないかと思われる。
2022年11月18日(金)より全国ロードショー
『ミセス・ハリス、パリへ行く』(配給=パルコ/ユニバーサル映画)
監督・脚本:アンソニー・ファビアン
製作:グザヴィエ・マーチャンド、ギョーム・バンスキー、アンソニー・ファビアン
出演:レスリー・マンヴィル、イザベル・ユペール、ジェイソン・アイザックス、
ランベール・ウィルソン、アルバ・バチスタ、リュカ・ブラヴォー、ローズ・ウィリアムズ
字幕翻訳:栗原とみ子
字幕監修:渡辺三津子(ファッションジャーナリスト)
宣伝:Rhino
2022年/イギリス/英語、フランス語/116分/カラー/ビスタ/原題『Mrs. Harris Goes to Paris』