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28歳で余命数ヶ月と宣告されて36年。人工呼吸器と共に、世界一幸せに行きた男とその家族の奇跡の実話
世界を笑いと感動で包んだ『ブリジット・ジョーンズの日記』の名プロデューサーが両親との素晴らしい思い出を映画化!
第71回ロンドン映画祭でオープニングを飾った本作は、1950年代にアフリカでポリオに感染した父親のロビン・カヴェンディッシュとその妻ダイアナの激動の半生を、息子であるジョナサン・カヴェンディッシュが自ら映画化した感動作。ロビンは、首から下が全身マヒになり、人工呼吸器なしでは自力で息をすることができず、余命数ヶ月を宣告された。だが、思い出の中の両親は、笑顔とユーモアを絶やさず、外の世界へと飛び出していった。なぜ、彼は「世界一幸せ」だと胸を張れたのか?ポジティブかつエネルギッシュに人生を謳歌したロビンと、彼に無償の愛を注ぎ込んだ妻のダイアナ、支え続けた兄弟や友人たちとの絆が、『レ・ミゼラブル』の脚本家ウィリアム・ニコルソンの手腕により、感動的に描かれる。笑いや感動で、人々を幸せにする映画製作者として活躍するジョナサン・カヴェンディッシュの原点にもなったと言える真実の物語。
主人公には『ハクソー・リッジ』でアカデミー賞にノミネートされたアンドリュー・ガーフィールド、ダイアナにはTVシリーズ「ザ・クラウン」でゴールデン・グローブ賞を受賞したクレア・フォイ。家族を見守る仲間たちには『プライドと偏見』のトム・ホランダーや、「ダウントン・アビー」のグランサム伯爵でお馴染みのヒュー・ボネヴィル。監督は、『ホビット』シリーズの第2監督を務め、今回初長編監督デビューとなるアンディ・サーキス。オスカーに3度輝く撮影監督ロバート・リチャードソンが捉える、50〜60年代の英国のエレガントな暮らしと、旅先の雄大なアフリカの風景も見逃せない。
STORY
運命の恋に落ち、家族や友人に祝福されて結婚し、最高に幸せな日々を送っていたロビンとダイアナ。ところが、出張先のナイロビで、突然ロビンが倒れてしまう。診断結果はポリオ、首から下が全身マヒとなり人工呼吸器なしでは息もできない。時は1959年、医師からは「余命数カ月」と宣告される。英国に戻り息子が生まれたが、ロビンは絶望の中にいた。病院を出たいと望むロビンのために、医師の反対を押し切り自宅で看病する決意をするダイアナ。彼女の決断は、ロビンの運命を大きく変えていく——
2018年9月7日(金)より、全国ロードショー
『ブレス しあわせの呼吸』(配給=KADOKAWA)
監督:アンディ・サーキス 「モーグリー(原題)」
プロデューサー:ジョナサン・カベンディッシュ「エリザベス」「ブリジット・ジョーンズの日記」
脚本:ウイリアム・ニコルソン「レ・ミゼラブル」「グラデイエーター」
美術:ジェームズ・メリフィールド「ジャコメッティ 最後の肖像」「ヴェルサイユの宮廷庭師」
撮影:ロバート・リチャードソン「夜に生きる」「ヘイトフル・エイト」
衣装:シャーロット・ウォルター「人生はシネマティック!」「パレードへようこそ」
ヘア&メイク:ジャン・セウェル「博士と彼女のセオリー」「リリーのすべて」
編集:マサヒロ・ヒラクボ「ある侯爵夫人の生涯」「ザ・ビーチ」
出演:
アンドリュー・ガーフィールド(ロビン役)「沈黙-サイレンス-」「ハクソー・リッジ」
クレア・フォイ(ダイアナ役)「ザ・クラウン」(1&2シーズン)
トム・ホランダー(ブロッグ/デヴィッド役)「プライドと偏見」
スティーヴン・マンガン(クレメント医師役)「ラッシュ/プライドと友情」
ディーン=チャールズ・チャップマン(22歳ジョナサン役)「ゲーム・オブ・スローンズ」
ハリー・マーカス(10代ジョナサン役)
ベニー・ダウニー(ティド役)「ダウントン・アビー」(シーズン5)
ヒュー・ボネヴィル(テディ役)「ダウントン・アビー」「パディントン」
デビッド・ウィルモット(パディ役)「バッドガイズ!!」「ベルファスト71」
2017年/イギリス/英語/カラー/5.1ch/スコープ/118分/字幕翻訳:松浦美奈/原題:『Breathe』